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検索結果:911 件
作:メアリー=ドゥ
異世界[恋愛]
完結済
N3169HZ
偽聖女のクレッサは、王城に呼び出された。
「聖女の名を騙る不届きな者というのは、そなたか」
第一王子の問いに、クレッサは答えた。
「ええ、私は確かに偽物ですけど。それが何か?」
終わらない隣国との戦争、その最前線で人を救い続けた彼女は、病死した先代聖女の偉業を思い返しながら、暴言を吐く。
『貴族であり、聖女と認められた者しか癒しの力を行使してはならない』などという決め事は、馬鹿げている。
これは救うべき者の為に己を捧げる覚悟を決めた、偽物聖女の物語。
最終更新:2023-04-15 12:10:52
56226文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:4112pt 評価ポイント:3060pt
私、どうやら転生したみたい。
それもどうやら女性向け恋愛シミュレーションゲーム──いわゆる、乙女ゲームに!
だって、王族や貴族のいる中性ヨーロッパ風かと思えば、水道や電気が通っているっていう現代的なものが混ざった世界で、貴族が入学を義務づけられている学園がある。見目麗しい王族や貴族のご子息、ご息女も通っている。すでにご婚約が決まっている方もいる。学園は金持ちや成績優秀な平民も通えて、ご令息方は平民のうちの一人の女の子に興味津々。
乙女ゲーム以外なんだって言うの?(「現実
だよ」ってお兄様のツッコミは無視。)
私?私はヒロインな平民の少女でも、悪役令嬢たる王子の婚約者な貴族令嬢でもない。強いて言うなら、美形な貴族令息の妹であり、幼なじみではあるけれど、ただの女生徒A。脇役ですらない、背景のモブよ。
──これは、乙女ゲームの世界に転生したと思い込む女の子が、妄想を暴走させた末、様々な出来事をなんだかんだ良い方向に持っていってしまう、なんちゃって乙女ゲーム転生物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 07:53:30
144973文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:856pt 評価ポイント:354pt
「魔神の見る夢」の外伝「虚構の果てに見る夢」に登場した腹黒外務卿ロイドと、女用心棒エイダとのラブストーリー。
シーウェル王国の外交を司る優秀な外務卿ロイドは、困った性癖の持ち主だった。それは小さなものや可愛らしいものを好むのだが、その愛情表現はとても屈折していた。気に入ったものに困った顔をさせるのが好きで可愛がりながら苛めるのだ。そのロイドが仕事の関係で出会ったエイダの容姿は好みの真逆で好む要素など無かった筈だったのだが・・・
最終更新:2023-04-08 22:06:34
48069文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
絵を描くことが好きな男子高校生・楠翔(くすのき かける)は、高校の教室で文化祭の役職決めをしている記憶を最期に……異世界に転生した。
そこは世界樹『テイルスフィア』が生み出すマナに満ちた世界。楠翔はユーギという名で生まれ変わり、森の中の児童養護施設『マナナミ』でたくさんの子供と優しい先生達に囲まれて、………表向きは楽しく過ごしていた。
……しかし、ユーギは知っている。
『マナナミ』という施設にいる子供達は全員、世界樹『テイルスフィア』に捧げられる餌だということを。
笑
顔を浮かべる先生達は、子供達のことなんてこれっぽっちも愛していないことを。
………楠翔改めユーギは、殺されないため、餌とされないため………密かに脱出を企てる。
一方その頃、楠翔(ユーギ)のクラスメイトはというと、王族の子や、騎士団長の子、貴族の子として転生し………、楠翔と同じ、『マナナミ』にまで…。
楠翔の生死を掛けた脱出劇を中心とした、人間の表裏と謀略が渦巻く物語………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 12:00:00
34469文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:242pt 評価ポイント:136pt
王族である私の家族が皆殺された。
誰も信用できない。煩い貴族達を早急に対処しなければならない。
貴族達と渡り合える器量のある人がすぐに必要だった。
私はこの国を平定させた黒皇帝を降魂術で呼ぶ事にしたの。
※一部残酷表現が後半部分少しあるかと思います。読み飛ばしても大丈夫なようにする予定です。
Copyright©︎2023-まるねこ
最終更新:2023-04-04 20:12:54
111761文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:1366pt 評価ポイント:928pt
………かつて、伝説の鍛冶師といわれた名工、ガイスという男がいた。彼は神々にしか作ることが出来ないとされた「聖剣」を、人でありながら作った、唯一の鍛冶師である……。彼の作った刀剣は冒険者から貴族、さらには王族にも愛され、ガイスは巨万の富を得た。
………しかしガイスは、自身の作品が、罪無き人々を殺めてしまうことに申し訳なさを感じ、武器を作ることをやめてしまうのだった………。
最終更新:2023-03-28 17:03:10
1699文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ルーナは閉鎖的な村で暮らす少女。
ある日、育ての親であり性格問題児で、神父をやっている男が傷だらけの青年を連れてきた。
ルーナはこの村で医師紛いな事をしながら村で暮らしている老人たちを見ながら生活してきたからこそ、神父はルーナを呼んだのだろうと理解した彼女は、読んだ本の通りに手当を行う。
そして目が覚めた青年はなんと貴族様でしかも王族の血族であるが、『血濡れの狂騎士』と恐れられている存在だった。
ルーナは殺されないように言葉を選びながら対応したのだが、その青年はルーナに好意的
で――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 03:40:08
11099文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:174pt 評価ポイント:130pt
召喚士のイレイナは興味本位で「未来の夫」を召喚した。
彼女は予想だにしていなかった。
恋人いない歴と生存歴がイコールで繋がる自分にそんなものが『喚び出せる』など。
*他投稿サイトにも掲載しています。
最終更新:2023-03-26 02:03:07
2260文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:268pt 評価ポイント:230pt
作:さとうのおはぎ
異世界[恋愛]
完結済
N1092ID
没落寸前のカーター家には美しい両親と三人の子どもが住んでいた。天使のような可愛らしさをもつ妹とこの家の跡継ぎとなる優秀な弟が生まれてから、両親に似ていなかった長女のペルルは厄介者扱い。居場所がなかったペルルはこっそり作った秘密基地で王子の従僕をしていると言う少年に出会う。優しい彼に気を許していくが、自分なんていなくなったほうがいいと嘆く少年を一喝した。「それだけは言っちゃダメ。生きてさえいればどうにでもなる、こんな私でも生きている」今まで口にしたことがなかった思い。辛いのは少
年だけじゃないと慰めていたハズなのに、いつのまにか自分が慰められている。“いつか幸せな家庭を築こう”叶わないと分かっていてもそんな約束をして二人は別れた。――――あれから8年。カーター家に突然王宮から報せが届く。「娘を王宮に迎え入れたい」喜ぶ両親とさらに美しく成長した妹を横目に、ペルルはため息をついた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 21:31:37
21912文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:490pt 評価ポイント:392pt
グランスタット王国にある名家の一つであるフィアート伯爵家の長男として生まれたフォルトだが、家族からはその存在を疎まれていた。その理由は、フォルトの左目にある。その瞳は魔獣のように深い赤色だったからだ。貴族社会において瞳の色が違うことは、神の逆鱗に触れたとして忌避される。そしてその赤色は人々を襲う魔獣を象徴とする色だった・・・。
そんな彼が義務として通う学園。そこに編入してきた男爵家の令嬢。己にお節介をやく素直じゃない婚約者の第一王女。彼女たちと関わりながら、フォルトはある感情
にようやく気づくのだった。
※若干の乙女ゲーム要素あり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 12:49:08
22383文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:262pt 評価ポイント:160pt
ある日のこと、貿易会社に勤める小林太郎は海外支社の一つアフリカ○○支社に駐在することになった。
海外駐在に向けて着々と準備し、いざアフリカの大地に向かおうとしたその時、なぜか異世界転移する。
異世界を司る女神ユーグレナの導きによりスキル制がある世界に降り立つ小林太郎。
日本の常識と異世界の常識の大きな違いに戸惑いながらも、近隣諸国有数の大都市ハリスで『銀馬車の紙商人』として異世界の人間として生きて行く。
英雄や女傑、王族や貴族、商会や商人、そして民衆や奴隷。
様々な異世界の人間と深く関わりながらも、数奇な運命を辿って行く。
小林太郎は異世界の大地で愛車と共に風になれるのか?まだ見ぬ大地へと踏み出そう。
※インフォメーション。2022年4月14日現在、100話をストック中。頑張ってストック貯めます。下記予約投稿中。
0章 プロローグ~愛しき人への別れの讃歌~
1章 『深読みする孤独者』と『能天気ポンコツ女神』
2章 『銀馬車の紙商人』と『ミランダ商会の最高傑作』
3章 『異世界の勇者』と『台座の聖剣』
4章 『世間知らずのロリコン商人』と『ミランダ商会の煌めく宝石』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 13:07:51
281276文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:3476pt 評価ポイント:2172pt
作:北城らんまる
異世界[恋愛]
完結済
N9959HF
指折り数えて166年。触れた人間を腐らせてしまう〈腐敗〉の呪いを持つロサミリスは、死にたくても死ねない体になってそれだけの月日が流れていた。
己の呪いで他者を殺めてしまうことを恐れ、魔獣が跋扈する薄暗い森で独り暮らしていたある日、接触しないようにしていた村人に呪いを見られ「化け物」だと罵倒されてしまう。対人恐怖症を患っていた彼女は、極度のストレスで嘔吐してしまうが、突然現れたジークフォルテンという騎士に優しく介抱される。
「呪いが効かない……? そんな人、この世にいる
と思わなかったわ」
自分の事が嫌いなロサミリスは、森に足繫く通ってくれるジークフォルテンのおかげで、徐々に本来の明るさを取り戻していく。ジークフォルテンの発案で、常人が触れても呪いが発現しない魔法の手袋を作り、町でお買い物も出来るように。
しかも、食生活の改善と笑顔が増えたことで健康的になり肌トーンが数段アップ! 魔女のように身も心もボロボロだった女が麗しの美少女へと変貌し、いつのまにか町では超人気者。
聖女と聖職者にしか使えない治癒魔法を使いこなせるとあって、ロサミリスのことを「聖女」と囁く人も出始め……やがてその話は、王族や神官の住まう王都にまで届いてしまい……?
不遇のお姫様が己の信念と周りの支えで呪いに打ち勝ち、ヴァージンロードを歩むまでのお話。
※コメディとシリアスのごった煮です
※R15は念のためですが血が出たり暴力シーンがある予定です
※ジークフォルテンは美形ですが周りには残念な(誉め言葉)美形もいます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 12:14:34
249546文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:4242pt 評価ポイント:2516pt
貴族院卒業式。卒業生代表たる王太子トリプルは、婚約者の公爵令嬢をエスコートせず入場、そして突如婚約破棄を宣言する……。
最終更新:2023-03-09 17:07:55
7962文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:132pt 評価ポイント:116pt
かつて大陸を統一した王国オルセンには王に隷従する魔神サイラスがいた。しかし今、その魔神は永い眠りの中にいた。城の奥底に誰も開く事の出来ない扉の向こうで彼は微睡んでいたのだ。誰よりも何よりも愛した女性ローザの夢を見ながら・・・・その魔神の眠りを破る者が現れた。既に魔神が失われ大陸をその手に治めた栄光も伝説となったオルセン王国の王女エリカだった。幼かった王女はその開く筈の無い扉を開け、魔神サイラスと出逢った。微睡の中、魔神はその王女の声を聞き目覚めたのだった。目覚めることのない
魔神はなぜ目覚めたのか?魔神の新たな主となったエリカを中心に世界は再び戦乱の世を迎えようとしていた―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 17:44:42
85335文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:10pt
ある日転生したら、シャルル・ペロー作の童話の世界でした。
その名も『シンデレラ』……。
これって日本の女の子……いやいや男の子も含めて、
一億二千万人の人口中、一億人は知っているでしょ?
というくらい有名なお話だ。
そこに転生しちゃいました。
日本ではシンデレラストーリーと言えば、
庶民からお金持ちに成り上がる話。
だけど、まさか自分が主人公のシンデレラ、
ではなく義理の姉になるなんて?!
思ってもみなかったというか……。
もちろん美しくて心の優しい主人公のシンデ
レラに
自分がなるっていうのもおこがましい話なんだけど、
でも転生だよ?
少しくらい夢見ても罰は当たらないくらい、一大事件なのに。
姉! 義理の姉!
シンデレラをいじめ抜いている姉ですか? そうですか……。
『シンデレラ』を知っている人の中で、姉が好きな人っているのかしら?
いなくない? 一億分の一もいないって確信できるわ。
そんな姉に転生した所から始まるストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 11:07:26
249687文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:9240pt 評価ポイント:4198pt
俺の名は深闇零慈。というのは前世の名で、今は名字も無くリュークと呼ばれている。この世界じゃ名ありは貴族か王族くらいだからな。
いまだに馬鹿馬鹿しいと思っているが、どうやら俺は死んだ後で天国や地獄に行かず……、いや行っていたのかもしれないが、このおかしな世界に生まれ落ちたらしい。
俺がこの年まで生まれ育った城塞都市トリーニは地獄のような場所だが、俺の持つ前世と今までこの世界で得た知識を武器に、この世界で好きにさせて貰おうじゃないか。
最終更新:2023-02-27 05:00:00
365418文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:304pt 評価ポイント:168pt
※1話の文量が長かったため、話を分割しました(2023/2/15)
子爵令嬢のロザリー・フォートリエは夢見がちな少女。ある日、ロザリーは学園のパーティーで王子に一目ぼれしたので妃になってほしいと言われる。物語のようなシチュエーションに舞い上がったロザリーはあっさり了承してしまう。
王子に連れられ、王族と高位貴族だけが通える学園の「ノワールクラス」に編入したロザリー。しかし、そこで王子の婚約者だという少女に絡まれ、さらには明らかにその婚約者に好意を持っていそうな男からも目の
敵にされる。
どうやら彼らの中でロザリーは、王子をたぶらかしてその婚約者を傷つけたふしだらな女ということになっているらしい。元のクラスに戻してと王子に頼むロザリーだが聞き入れられず、ついにパーティー会場で断罪されそうになり──……。
●アルファポリス様にも掲載しています
●ブクマや評価ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 21:17:07
35902文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:4260pt 評価ポイント:3614pt
国王が愛人に産ませた娘として、ひっそりと温室で過ごしてきたアイリス。そのせいか、“温室育ちの姫”と周囲に呼ばれている。
自分の誕生日は忘れられているのに、年に一度の国王の誕生日を祝うパーティーには、出席しなければならない。
母と二人、肩身の狭い思いをしていると、王妃がやってきて、衝撃の事実を暴露する。
王族として認められたアイリスは、あちこちの貴族令息から狙われるが……。
最終更新:2023-02-11 14:04:49
2403文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:746pt 評価ポイント:668pt
古代の地球―――その東欧圏に飛来した肉塊が、人類に寄生体を植え付ける事で誕生した吸血鬼たち。彼らは中世の封建社会の中、各国の貴族や王族、そして領民にその魔の手を伸ばし、勢力を拡大させる。そうやって、ヨーロッパ地域にて繁栄を謳歌していた。
時は現代。ヨーロッパ全土で激化した吸血鬼によるテロ活動。それは人類を家畜や奴隷として支配し、地球を我がモノにせんとする『吸血鬼戦線』の仕業であった。彼等に対抗するは社会の裏側に潜む―――魔術師と、『聖天十字教会』という宗教組織が有する『十
字架の騎士団』だった。三者による死闘はやがて、日本へとその戦火を広げていく。そんな中、日本の魔術師たる真影隼人は吸血鬼の少女と出会い、それがやがては喪失、報復、慟哭の連鎖へと繋がっていくことになる。
目には目を、歯には歯を。
待て、しかして希望せよ。
かつての人は己の憎しみを肯定し、権利とまで言ってのけた。ならば隼人がすべきことは決まっている。権利とは、使われるためにあるのだから。さあ―――今こそ復讐(フェーデ)せよ、その怒りのままに!憤怒の炉心に憎悪の薪をくべ、真紅の空に怒号を響かせるのだ。例えその末路が、どうなろうとも。
これはそんな、人間と吸血鬼による悲劇と復讐劇が織りなす壮絶な交響曲である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 22:42:17
135417文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
「ルイ・スルバラン伯爵令嬢、いつも馬の臭いを漂わせているきみは、王太子になるぼくにはそぐわない。よって、この場で婚約を破棄する。父親のスルバラン伯爵同様、王宮への出入りを禁止する。ああ、心配はいらない。ちゃんと次の婚約者はいるからな。さあ、ラメラ。ラミラ・メドラノ公爵令嬢、こちらにおいで。家格といい品位といい、ラメラこそがふさわしい。それに、馬のにおいはしないからな」
王族主催の乗馬大会で多くの貴族たちが見守る中、ルイ・スルバラン伯爵令嬢はバレス王国の王太子レイナルド・テラ
ンに婚約を破棄された。スルバラン伯爵家は馬の調教や飼育に専従する家系である。ルイの亡くなった母親はレイナルドの乳母でルイは幼馴染という存在。あくまでも幼馴染であり、婚約破棄どころか婚約者であったことを知らなかった。とりあえず、そのときには家族と王都を去って借りている土地へと去る。
そこで、土地の貸主であるロベルト・セプルベタ公爵から「貸している土地代免除や父親と兄に仕事をやるから、『お飾り妻』でいろ。夫婦のふりをするだけで、あとは好きにしていい」と持ちかけられる。
ルイは、生きていく為にその申し出を快諾する。ロベルトには一人息子のブルーノがいて、それがまた可愛く、ルイ一家はブルーノを溺愛する。そんな中、ロベルトが隣国との戦いから戻ってきた。謀反の嫌疑をかけられ、追われたらしい。結局、王都は陥落し、占領されることに。
ルイに離縁を申し渡すロベルト。その際、ルイはブルーノは本当の息子ではないこと、国王の血をひいていることを知る。その直後、ブルーノに暗殺者の集団が迫りくる……。
※全二十話。ハッピーエンド確約です。ゆるゆる設定です。ご容赦願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 22:16:53
29061文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:2276pt 評価ポイント:1648pt
メルテナ王国の第二王女として生まれたアイラは、誰もが羨む美貌と、誰もが欲する聖女の力を持って生まれてきた。
聖女の力で国を守り、その美しさで優しい王子と結婚し、いつまでも幸せに暮らしました……
となるはずが、何を間違ったかアイラは絶望的なまでの男性不信だった。それはもう、男嫌いとか生半可なものではなく、男の人を見れば血の気が引き、話しかけられたら気を失いそうになるという、もはや男の人が恐怖の対象にしかないほどに重症だった。
「無理です、男の人と結婚なんて無理なんです。それ
も隣国の遊び人と名高い王子となんて、余計に無理なんですー!」
一方で、遊び人と揶揄されている結婚相手のシオンは、ガナンシェ王国の第一王子でありながらも、側室の子だと言う理由から複雑な幼少期を過ごし、王族や貴族を毛嫌いしていた。
「国王なんて絶対になりません。そんなものは正妻の子である弟がなればいい。今さら聖女と結婚して国王になれなんて、都合の良すぎる話です」
これは、男性不信のアイラと王族嫌いのシオンが、何だかんだで仲を深めながら恋に落ちる、王宮ラブストーリー。
◇◇◇◇◇◇◇
10話程度書き溜めていますので、毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 21:00:00
140691文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:550pt 評価ポイント:270pt
「わたくしの旦那様には、もしかして隠し子がいるのかしら?」
新婚の公爵夫人レイラは、夫イーステンの隠し子疑惑に気付いてしまった。
「我が家の敷地内で子供を見かけたのですが?」と問えば周囲も本人も否定するが、目の前には夫そっくりの子供がいるのだ。
最終更新:2023-02-04 19:39:10
9126文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:17622pt 評価ポイント:15506pt
「冥の皇子」続編。ローラント皇子とジークリンデのその後と、ローラントの妹グレーテの恋物語。
皇女グレーテは結婚式当日、花婿が妖魔に殺された・・・しかもそれは二度目の婚礼も同じく起こった。それ以来皇女は喪服を着て部屋に閉じこもるようになった。妖魔の花嫁と噂されるのが嫌だから外出しなかった。社交場の噂話の主人公にはなりたくなかったのだ。でもジークとの関りで少し前向きになりかけた矢先、自分のことを嘲笑する者たちの声を耳にしてしまい、グレーテは再び引きこもってしまった。
そんな皇
女を心配したジークが解決策を模索していた時、耳にしたのがグレーテの宝物の話だった。それは幻の天才画家ロータルの絵画で密かに蒐集していると言うのだ。
彗星の如く画壇に現れた年齢も性別も分からない謎の画家ロータル。しかしそれはジークの一番上の兄クラウスだった。皇女が興味を持っている画家に会わせて気鬱を晴らしてあげたいと願ったジークは兄にあることを懇願した。皇女の肖像画を描いて欲しいと・・・興味が沸かないものの妹の初めての願いを無視することも出来なかったクラウスは正体を隠すという条件で、その話を受けることになったのだが・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 11:28:01
29766文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:30pt
「龍は宝珠に乞いし恋焦がれる」外伝1
銀の龍・イザヤ中心の過去編~その後の物語。カサルアとの運命の出会い~そして弟ルカドがイザヤの宝珠になるまでの苦難の道のりに~生まれた時から許嫁だった州公サーラとの恋の行方~
最終更新:2023-02-01 22:37:43
75628文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
世界を無に変えてしまう邪悪な存在〈虚無の王〉と対抗するために天界・冥界は人界と盟約を結んだ。天界と冥界はそれぞれの力を凝縮した聖剣を創り、生命力に溢れ何よりも各界に無い強靭な心と活力を持つ人間にそれらを与えた。
しかし力なき人間は異界の巨大な力を使いこなす事が出来なかった。だがその聖剣に相応しい者を創り出す為に、天界と冥界より花嫁を迎えて婚姻を結び、力に見合う胎児を誕生させたのだ。後にこの二人は成長し〈虚無の王〉を滅ぼすまでには至らなかったものの、人界の土地に封印し世界を
救ったのだった。そして光の聖剣を擁する者はオラール王国を建国。闇の聖剣を擁する者はデュルラー帝国を建国し、〈虚無の王〉を封印した土地を〈沈黙の地〉と呼び両国はこの土地を盟約に従って守っているのだ。天界と冥界はこの〈虚無の王〉を封印する力を与える血脈の維持の為、彼らの一族へ同胞の花嫁を送り出す…これより盟約に記された花嫁は歴史の中に度々現れる事となる。
デュルラー帝国の継承者ローラント皇子は冥の花嫁だった母を持つ。彼は帝国が長年待ち望んだ皇子だ。大事にされすぎたのか全てにおいて無気力、無関心。何でもすぐ出来る天才で、何か一生懸命することは無い。そんな皇子と出会ったのは幼い頃から天才と言われたライナーの剣技に憧れ、剣を習い始めるが女は近衛兵になれないと知り男として生きる事を決意したジークリンデだ。
親に内緒で出た剣術大会に出場して優勝してしまいそこで皇子の護衛官を拝命し近衛隊に入ることに!!ジークは常に冷静沈着で皇子の我儘にも全く動じない。
そんなある日のこと――皇子は何気なく行った夜会でジークの双子の姉シャルロッテの代わりに出席していたジーク(女装した)と出くわしジークとは知らずに気になる存在に…
不器用で真面目な男装の麗人ジークリンデと、無気力無関心の我儘皇子ローラントの物語
◆盟約の花嫁~星の刻印~外伝/過去編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 21:37:14
156832文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:20pt
『姫様は、明日、落ちる』そう予言されました。
なので、王城の地下にある『隔離部屋』に籠もることに。
ちょっと自由な時間をえられて、のんびりとしていました。
そんなとき、同じ歳で有力貴族の子息だから……と、そんな理由で生まれたときからの婚約者、セシリオが隔離部屋を訪問してきました。
訪問理由、それは――――。
******
閲覧ありがとうございますっ!
ブクマや評価などいただけますと、作者の励みになりますのでぜひぜひm(_ _)m
小躍りして大喜びします
ヽ(=´▽`=)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 12:27:32
4536文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:1306pt 評価ポイント:1168pt
異世界にクラスごと召喚された龍司だったが、職業はただの『旅人』?
案の定、異世界の王族貴族たちに疎まれて冷遇されていたのだが、本当の職業は神様!? でも一般人より弱いぞ、どゆこと?
そんな折に暗殺されかけた挙句、どさくさに紛れてダンジョンマスターのシータにプロポーズされる。彼女とともに国を出奔した龍司は、元の世界に戻る方法を探すための旅をはじめた。……草刈りに精を出しながら。
*以前投稿した「異世界に召喚されたら職業がストレンジャーだった件」の連載版です
*
1/15 七章開始!
*ノベルバでも投稿しています
*ツギクルにも登録しました
一話1500文字程度なのでサクッと読めます。暇つぶしにどうぞ(*'▽'*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 14:29:12
168242文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:1422pt 評価ポイント:378pt
作:ユウヒ シンジ
ハイファンタジー
連載
N9516GK
平民のごく普通の少年が、ある日起きた事件が原因で、魔法が使えるようになってしまった。それもかなり大きな魔法が・・。そのせいで、貴族や王族が少年を取り込もうとしたり、他の魔王候補生から敵視されたり、何故か色々な女の子から興味を持たれたりと。自分の意思は無視され色々な事件や出来事に巻き込まれてしまう。それらをどうしようもなくなって、解決していくうちに、いつの間にか多くの人に慕われてしまうようになっていくお話。
(カクヨム様でも投稿いたします)
最終更新:2023-01-23 17:18:11
64588文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:44pt
色々あって連盟から除盟勧告を受けた『赤の夕暮』ギルドマスターのリセ・ヴァーミリオン(度を超えたお人好し)は、雀の涙ほどの報酬を提示する珍客アサナ・マゼンタスカイ(身分詐称)の依頼で、共にダンジョンに挑む
そのダンジョンで不本意ながら王位継承者に選ばれたリセは、同時に王族にのみ許された血騰術式『デザイア』と、万能魔術触媒『精霊銀』の心臓を手に入れる
継承権を巡る争いに巻き込まれたり、広がった知名度に応えるべくダンジョンに潜ったり、異常魔術貴族から偏愛されたり、ケガの絶えな
い日々を送ることになってしまったリセは、周囲の期待を小さな背中に背負い、王国を覆う大いなる絶望に立ち向かうハメになってしまった
「『険しきを冒す』から冒険者だろう。道を開けろ、絶望」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 22:36:15
95352文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:130pt 評価ポイント:88pt
"第三者"の一員であるナーダは、魔法や王国の持つ戦闘技術を学ぶため、王立学園へと入学する。
"第三者"は王族や貴族を打倒せんとする集団のことであり、その独裁・傲慢・階級制による下位身分の者に酷い仕打ちを繰り返すこの国を作り変えるために立ち上がった者たちのことだ。
基本的には"第三者"は身分の低い者の集団のため、王国の使う戦術や魔法などを知らない。
そのため、ナーダに任された仕事は重要であり、"第三者
"の復讐劇はこれが皮切りとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 02:40:45
5721文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「龍」と呼ばれる〈力〉ある者と、その力を高める事の出来る「宝珠」と呼ばれる者達が存在する世界の物語。そこには伝説があった
―――幾千の時を眠りし氷結の宝珠
その輝きは天地をも動かす・・・それを手にするもの天地を与えられるであろう―――
千年の永き時を支配する残虐にして非道な魔龍王ゼノア打倒に、立ち上がったものがいた。
「陽の龍」と呼ばれるカサルアであった。
彼は腹心の四人の龍達に言う
『魔龍王から〈氷結の宝珠〉を奪取する!』と。
〈伝説の宝珠〉アーシアは遥かな昔、魔龍
王ゼノアを拒絶した為、氷結に封印されていたのだ。
カサルアは「火の龍」ラシード、「地の龍」レンと共に彼の地へ向かった。
氷洞窟の中、急に視界が広がる―――
ラシードとレンは息を呑んだ。氷柱に眠るアーシアの聖なる美しさに・・・
封印を解かれたアーシアはラシードの孤独な「真紅の瞳」を見た。
『あなたは誰?』
ラシードは腕の中で崩れる彼女に名を付けられない気持ちがよぎるのを感じる。
意識を戻したアーシアが見たものは数百年前、魔龍に殺された筈の兄の姿だった。
『ごめんね、待たせたね』と
微笑むその人物はカサルア―――彼も又、魔龍と同様、天の理に叛く力で転生していたのだった。
再会を喜ぶ彼女に「風の龍」イザヤは兄が転生した事を伏せる為、二人が兄妹である事を皆に隠すようにと言うのであった『強すぎる力はゼノア同様、畏怖される』からだと・・・
アーシアはラシードに助けて貰った礼を言うが、彼は突き放した冷たい言い方で返してきた。彼は複雑な生い立ちが原因で愛を信じようとしない「宝珠」嫌いだった。アーシアも傲慢な「龍」を嫌い二人はいつも反発しあっていたが・・・いつしか惹かれあって・・・
愛を信じない孤高のラシードの冷めた心を揺り動かす伝説の宝珠アーシアの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 00:29:31
135916文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:150pt 評価ポイント:90pt
王家に仕えるメイドのテティアはよく動き働き者。
しかし、不器用で上手く行かず、恋愛もお洒落も縁の無いそんな人生を送っていた。
そんなテティアに厳しく当たる王族達。
そんな時冥界より悪魔の軍勢が押し寄せる。
悪魔は戦争の代わりに悪魔王の妃として王族の姫を差し出すように要求する。
しかし、王家が下した決断とは、、、
テティアの人生が新しく動き出す。
最終更新:2023-01-16 15:23:30
5777文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:宮城こはく
ハイファンタジー
完結済
N2996HZ
生まれ持っての魔力を持たない下民でありながら、【精霊使役】の力を持つ聖剣ヘイムダルに選ばれた勇者ローラン。
そんな彼は王族の仲間と共に戦い、魔王をついに倒す。
しかし魔王討伐直後に仲間に裏切られ、追放されてしまうのだった。
「汚らわしい下民がっ! 聖剣だよりの無能は用済みだ!」
俺がいなければ人間界は滅ぶ――ローランは抵抗するが、王族である仲間にとって彼は最初から魔王討伐の捨て駒でしかなかった。
彼らはローランから聖剣を奪えば、次はきっと高貴な血筋の中から勇者が選ばれると
思い込んでいたのだ。
聖剣とのつながりを断つために、ローランは殺されてしまう。
失意のうちに命を失ったローランだが、魔界の姫セレーネの力で蘇り、なぜか魔王軍に拾われることになる。
魔王軍は以前の王国のような、生まれによる差別はない。力ある者が認められる場所だった。
そして彼は死をきっかけに、聖剣ヘイムダルの加護である万能の【精霊使役スキル】をその身に宿すようになっていた。
なぜか魔界の姫セレーネに溺愛されるローランは、彼女から魔力をもらいつつ荒廃した魔界をみるみると豊かにしていく。
自らに宿った聖剣の力で無双してゆくローランは、やがて魔界と人間界の救世主となっていくのだった――。
一方、ローランを捨てた王国には災いが降りかかっていた。次の勇者は選ばれることなく、ローランを失った王国は荒ぶる精霊に襲われるようになる。
そんな中でかつての仲間が勇者ローランを殺したという噂は瞬く間に広がり、貴族たちはみるみると没落していくことに……。
※ほかの投稿サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 12:00:00
156344文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:810pt 評価ポイント:458pt
オラール王国の筆頭宰相クロードは難題を抱えていた。それは実母キトリーの侍女の件だった。王族でセゼール家に嫁いだキトリーの我が儘に手を焼いていたのだ。最近お気に入りの侍女が結婚で辞めたのが事の発端だった。その辞めた侍女はお茶を淹れるのが上手で、それと同じように淹れられる者がいないのだ。キトリーは息子のクロード以上のお茶通だった。
おかげで最近では気に入らないものだから癇癪をおこすので、侍女が直ぐに辞めてしまうのだ。その為屋敷に戻っても溢れる程いた筈の、侍女はおろか召使いま
で不足している状態だった。父は運のいい事に軍の関係で遠征中だし、クロードも何かと理由付けて王宮に留まり屋敷には帰らなかった。
しかし毎日のように執事からは嘆きの手紙が届けられるのだ。だからついイレーネの所の侍女の腕前に思わず願い出てしまった。リリーを貸して貰って家人達にお茶の淹れ方を教授して貰おうということだった。
リリーは憧れのクロードの役に立てるなら嬉しく侯爵邸へと向かった。そこでリリーは侯爵夫人キトリーにとても気に入られ、そんな彼女をクロードも気になり始めて・・・その恋心が芽生え始めた矢先に、リリーをめぐってアランやキトリーが暴走!すれ違う心と、周囲の思惑に振り回される二人の恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 21:35:26
51049文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:38pt
貴族の長女として生を受けたルルリラ・シル・アーマドリウスは、七歳の頃ブレパラディア王国第七王子ハマルカイト・クルシュ・マカドレ・プレパラディアと婚姻の約束を交わした。もちろん親同士が決めたことであり、そこに当人たちの意思が汲み取られることはない。
とは言え二人は同い年ということもあり、幼少期より共に学び、共に遊び、共に歩んできた。二人はお互いを尊重し合い、大切にし、幾年もの月日を過ごしていた。
そして十二歳になった二人は、高貴なる立場に相応しい教育と社会性を育むため
、王国国立校であるフィナルスティア学園へ通うことになった。
フィナルスティア学園では、高度な学問や紳士淑女に必要なマナーはもちろん、過剰な階級意識や差別感情を持たぬよう厳しく教育される。そのため、王族や貴族と同人数の平民を受け入れ、同等の教育を施し、将来の従者候補として指導しているのである。
ルルリラ・シル・アーマドリウスは、学園生活を通して貴族の娘ではなく、王族の伴侶に相応しい知識と教養を身に着けると固く誓いつつ、その門をくぐったのだが初日から大事件を起こしてしまう。
婚約破棄をきっかけに、学園を、街を、国を追われて放浪することになってしまった悪役令嬢の行く末はいかに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 17:28:07
232649文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:58pt
~~ 集団お見合いの場として、後宮入りした乙女達の運命と初恋の行方は…?! ~~
ギャルゲーの世界に転生してしまった1人の少女は、過酷な運命を背負った人物達を救うのか?
集団お見合いの場として、王宮と後宮を舞台に繰り広げられる、人間模様は…。女性側には、一時的に後宮入りさせられる貴族の令嬢達と、その妃候補に仕える為に後宮入りした商家の娘達が、そして男性側には、王家の血を引き継ぐ皇子や令息、貴族で働く武官や文官達が、お見合いという自分の伴侶を見つける、初恋純愛ストーリー
となっています。但し、初恋が他の人物と同じ相手である場合もあり、初恋=純愛が実る、という図式ではありません。
※この物語は後宮を舞台とした、初恋を巡っての純愛ストーリーですが、失恋を乗り越えて最愛の伴侶を見つける、という純愛ストーリーでもあります。
※この世界は、飽くまでも中華風の国である異世界での物語です。中国人っぽい地名や名前などは、飽くまでも中華風として創作されたもの、となります。同じ名称が存在したとしても、偶然の一致にしか過ぎませんことを、此処にて先にお詫びしておきます。
※異世界・転生・ゲーム要素ありです。また、暴力的な場面もある予定ですので、今後読まれる際には十分に、お気を付けくださいませ。
※夏休み期間の為の短期作品として、夏休み限定で連載しておりますが、物語の都合上、更新期間が延長する可能性もありますことを、ご了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 00:00:00
488506文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:40pt
伯爵令嬢コレットは女神にガラスの靴を押し付けられ、投げ捨てた靴が王子に直撃してしまう。
王家の使者に「ガラスの靴に足が入れば王子の探す女性だ」と言われ、証拠隠滅のためガラスの靴を握りしめたコレットは――勢いよく床に叩きつけた。
「ガツンと頭に衝撃が走ったんだ。――君が運命の人なのだと!」
「――その衝撃、運命じゃなくて物理的衝撃だから!」
王子にプロポーズされるが、女神の魔法による好意が消えれば捨てられるのは確定。
どうにか距離を取りたいコレットに対して、逃さないとばかり
に王子が溺愛し始めた。
女神の祝福でときめく伯爵令嬢と執着溺愛するイケメン変態王子の、偽りの感情から生まれる恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 19:22:33
91094文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:2418pt 評価ポイント:1380pt
作:那戯 きらり
異世界[恋愛]
完結済
N8090HU
*短編(「王太子は不幸体質な公爵令嬢とハプニングを楽しみたい」)を長編用に(短編前後の話を追加して)創り直したため、短編とは違う構成(主にアリシア視点)になっていますが、話の内容はほとんど変わっていません。ご了承ください。短編を読んでいなくても楽しめますが、短編を読んでから長編を読んでも、変化の違いが楽しめてお得です。
公爵家の公女(令嬢)のアリシア・メロディアスには、妹のヴィヴィがいる。小さい頃から大切な物をヴィヴィに譲っていたアリシアは、成長していくにつれて、ヴィヴィ
の要求が大きくなっていることに辟易していた。ヴィヴィは両親の魔法の力を色濃く継いだ<原性遺伝子>を持っていて、両親(ローランドとリーサ)には可愛がられている。比べてアリシアは<零性遺伝子>を持っているため、病弱で早死にしやすく、将来何も成せないと言われて、心ない言葉をかけられる日々を過ごしていた。
そんなある日、アリシアがルイス・キャロ・ヴェイン王太子の婚約者に選ばれてしまう。そのことを知った両親やヴィヴィは、時間をかけて壮大な計画を練り、アリシアに呪いをかけた。
「ごめんね、また欲しがっちゃって」
王太子の婚約者という立場が欲しくなったヴィヴィは、アリシアにそう言った。王国の前例に倣い、アリシアを婚約破棄させてヴィヴィ自身が婚約者なるという計画は、こうして動き始めた。
呪いという秘密を抱えたアリシアは、その秘密が暴かれることを怖れながらも、その年16歳になる王族と上位貴族の義務であるファウスト王立学院に入学する。ルイスと距離を置いていたアリシアだが、ローズ・マインベルク伯爵令嬢のおかげで、2人の距離はぐっと縮んだ(短編部分)。楽しい学生生活の訪れを感じていたが、1年後にはヴィヴィが入学してくるのだ。気が重くなるアリシアに対し、ルイスは悪戯に笑った。
主人公アリシアと裏主人公ルイスのささやかな(?)仕返しが始まろうとしていた。
下記短編の連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n6098hp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 09:17:21
191519文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:1624pt 評価ポイント:962pt
『夜の花園~紫の石~』外伝
帝国では宰相ベッセルの謀反騒ぎの後、冥の花嫁が皇帝を嫌い自殺(世間ではそうなっている)し、皇后イレーネは離縁され彼女の侍女ツェツィーリアが皇帝に見初められ婚礼を挙げることになっていた。皇帝ナイジェルは今までの償いとしてイレーネとの関係を修復する気持ちがあったが、ツェツィーリアを心から愛するナイジェルを知っているイレーネはその関係を虚しく思い断っていた。気持ちに整理をつけたイレーネは二人を心から祝福していたが周囲からの目は冷たいものだった。自分の居場
所が無いと思っているところに婚礼の祝いに訪れていたオラール王国の使者、首席宰相クロードから王国の幼い王子の教育をして欲しいと言われた。
その言いようは腹立たしいものだったが――王の子供に限らず、身分の高いものは教養のある婦人に教育を任せるのが普通だった。もちろん乳母や彼女らに任せたままでは無く、あくまでも母親の補助的存在となる大事な役目だ。イレーネは突然の申し出に驚き理由を聞いた。すると母親は既に亡く教育候補者は数多くいたがその者たちは子供より王の歓心を買う方にばかり熱心だったらしく、王は女好きで有名だが流石に後継者の教育をそのような者たちに任せることは出来ないと思っているとのことだった。多くの女達がいる後宮での寵争いに参加しない若い女性を求めているとのことでイレーネが適任と思ったようだった。
一度は断ったイレーネだったが居場所が無い今「此処で無い場所」に心魅かれオラール王国へ向かうことに決心した。しかしこれを申し出ていた宰相のクロードは二度と会いたくない失礼な男だった。役目が違うのだから四六時中会う訳では無いだろうとイレーネは思ったのだが―――
前回かなり不幸だったイレーネを主人公にしております。彼女に素敵な相手を見つけました。
今回のお相手は…傍若無人の我が儘な俺様です。えっ、いつもそうだって? いえいえ今回は冷たい男ではありません。た、たぶん…(笑) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 23:16:43
68554文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:32pt
「盟約の花嫁~星の刻印~」の外伝。
デュルラー帝国に現れた〝冥の花嫁〟の物語―――〝冥の花嫁〟が誕生したと大神官から告げられた。十七年後に再びそれが誰なのか神託があるという。
帝国に陰りが見え始め、誰もが望んだ花嫁だ。しかし今では無かった・・・先帝は妖魔討伐の折、命を落としていた。若干十歳にして大帝国を継いだナイジェルはそう思わずにはいられなかった。
〝冥の花嫁〟の出現が露見すれば皇位争いが勃発するからだ。直系を亡き者にすれば皇族の血筋の者なら誰でも良くなる。だから力が無い
今は冥の花嫁が判明するその時までの17年間を誰にも気取られてはならなかった。そのためには、先ずは偽りの結婚をした。冥の花嫁が現れるまでの時間稼ぎを・・・理由も告げられず偽りの夫婦を続ける皇后イレーネの悲しみを癒してくれていたお気に入りの侍女が〝冥の花嫁〟だった!嫉妬と陰謀の中で孤独だった皇帝ナイジェルが見つけた愛とは・・・運命に翻弄される〝冥の花嫁〟ツェツィーリアの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 23:52:17
42064文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:30pt
「盟約の花嫁~星の刻印」「星の記憶」の外伝です。時系列的には「星の記憶」のその後です。
ティアナの頼もしい侍女ドロテーのシンデレラストーリー。
レギナルト皇子が珍しく歯切れ悪く喋り出した。威圧的な紫の瞳も何処か定まっていない感じでドロテーを見ていない。
「…ドロテー…実は・・相談なんだが」
「相談でございますか?」
ドロテーは驚いて瞳を大きく見開いた。相談という言葉自体、皇子が使うのが珍しいと思ったのだ。その内容はティアナが喜ぶ贈物を考えて用意して欲しいとのことだった。
本当は宮殿ひとつ分と同じ価値のある真珠の簪を用意していたが…それは贈ってしまっていた。そこで皇子の注文は…
「もちろんティアナには内緒だ。驚かせたいからな。それに幾ら金がかかっても構わない。あの真珠の簪以上のものを用意するように」との事だった。
「そ、それは無理かと…」と反論してみたものの…レギナルト皇子のその誰もがその表情に震えるという紫の瞳を細めて口の端を上げた。
「否とは言わせない。頼んだぞ、ドロテー」
ドロテーはもう引きつって笑うしかなかった―――早速、帝都の城下町で行動を開始したドロテーの前に護衛として現れた名門貴族の次男エリク。そして下町で医者をしている変わり者のベッケラート公爵も関わって来ての贈物探し。ドロテーは皇子の希望する贈物を用意出来るのか?また彼女の恋の行方は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 22:35:14
59152文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:42pt
作:江保場狂壱
ローファンタジー
完結済
N2194HJ
ワイトとパルホは双子の兄妹だ。ワイトは男だが絶世の美女にしか見えない。バニースーツを着れば胸はないが、ぷりぷりしたお尻を見ると男たちを熱狂させる威力があった。それ以上に千以上の呪文を熟知する魔法使いでもある。
妹のパルホは体つきは逞しく美少年に見える。剣の腕は凄まじく剣聖とも呼ばれるほどだ。こちらもバニースーツを着るが、男が来ているように見えるので残念扱いされている。
二人はサマドゾ王国の王族だ。二千年前に神が降り立った神聖な場所で、住み着く魔獣や魔族は世界一強くて有名
である。さらにそこを支配する大魔王とも幼少時から知り合いであった。
12歳になった二人はキャコタ王国にある王立学園に入学することになった。キャコタは魔導技術の最新国であり、世界の経済を牛耳る国でもあった。同盟国の王族や貴族は大抵そこの学校に入学し、勉学に励む。
だがワイトは男だが絶世の美女だ。強国の王子様に、気弱な保護欲をそそる少年、さらに犬耳の執事がワイトを取り合うのである。
パルホは女子にもてつつも、そんなワイトを温かく見守っていた。
だがワイトたちの家系には秘密がある。それは世界に魔法を広めた魔女の血筋を持っていた。各国では魔女の血筋を憎むものがおり、逆恨みでワイトたちを抹殺しようともくろむものが後を絶たない。
しかし二人は世界最強の国で英才教育を受けた強者なのだ。並みの相手では歯が立たないのである。
ワイトは男たちの求婚に困惑しながらも楽しく学園生活を送るのであった。時には冒険者として活躍したり、海外に出てテロリストと戦うが、ワイトにとっては日常茶飯事の延長に過ぎないのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 16:39:41
271053文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:30pt
「盟約の花嫁~星の刻印~」続編。
度重なる試練を乗り越えてお互いの愛を確かめ合ったティアナとレギナルトだったがそのやっと落ち着いていたところに皇子レギナルトは二ヶ月と少し前、帝国に出没した厄介な妖魔討伐に出掛けてしまった。しかもその妖魔が隣国オラール王国へ逃走した為、思わぬ長期遠征となってしまっていた。そしてようやく帰還した皇子を出迎えたティアナだったが…「誰だ、お前は」と、レギナルトの声は凍りつくように冷たく、そして嫌悪もあらわにティアナを払いのけたのだ。
レギナルトの記
憶は失われ、そして新たに「冥の花嫁」が現れた!悲しみに暮れるティアナの出した決断とは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 22:15:06
81227文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:76pt
貴族、それは生まれた頃から金と権力を持ち、その力を自分の私利私欲のために使う者のことをさす。
生まれた頃から自分は他の者共とは違う特別な人間なのだと習い、貴族でないものは貴族のために生きているのだと習う。
自分より家柄のいい者に逆らうことは許されず、又、
自分より家柄のわるい者が逆らうことを許してはならないと学ぶ。
貴族でもない一般人なら尚更だ。
そして、貴族にとって王族とは絶対的なものでありそれは神にも等しい方々であると習う。
そして、それらの常識とは現代社会におい
て、受け入れ難い非常識なのである。
ではもし、そんな非常識が常識となる世界に、現代の人間が行ったらどうなるのか、その者は本当に貴族足り得るのか。
この物語は、貴族という醜悪で強欲それでいて誰もが羨むような貴族の、生まれてから死ぬまでの一生を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 11:03:26
5286文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
冒険者であり旅人のサキとパティは、「花が咲き乱れている綺麗な国がある」という噂を聞く。だが、その国は他国の王族貴族を誘拐して軍人にしているという噂もあった。
その国に訪れた2人は、無人の関所の横に看板を見つける。その看板を読むと、2人は花咲き乱れる国の過去へと訪れていた。
最終更新:2022-12-10 20:34:09
19190文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
いきなり、第二王子に突きつけられた婚約破棄。
けれどパーティルリカには言いたいことがあった……
なぜこうなったのですか?勘違いするのもいい加減にしてください!自分の想いをぶつけて勝ち取れ!幸せへの道!!
最終更新:2022-12-07 07:35:11
5029文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:184pt 評価ポイント:154pt
ある日、探偵であるハインリヒ・リヒテンシュタインは五年前に解決した男爵事件の加害者の娘に殺される。娘曰く冤罪であり、最愛の父を殺した主人公、ハインリヒを許せず復讐。死んだ、ハインリヒは神に会い神が彼を蘇らせ、タイムスリップとタイムトラベルの力を与え五年前に彼を送る。ハインリヒは事件を解決しようと動くが事件の裏は深く苦戦を強いられるが神から与えられた力を駆使し事件解決に向かう。これは、時代を行き来する探偵ハインリヒの冒険を描く小説。
最終更新:2022-12-04 00:20:02
1975文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「盟約の花嫁Ⅱ」外伝
下級貴族の娘ジョゼットと公爵夫人リリアーヌは身分を越えた大親友だ。
ある日、ジョゼットがまた仕事が首になったと聞いた。リリアーヌはジョゼットの性格は良く分かっていた。正直者で曲がった事は大嫌いで、気が早くて間が抜けた失敗をする。でもそれが彼女の魅力になっていて憎めないのだ。そんなジョゼットに世間は厳しいみたいだった。
彼女の仕事ぐらい幾らでも手助け出来るリリアーヌだったが、それをジョゼットが嫌がるのも分かっていた。公爵家で雇えば解決する事だったが彼女
は受けないだろう。でも此処じゃなかったらいいのでは?とリリアーヌは思いついた。
「ジョゼ、あのね。気を悪くしたらごめんなさい。実はお仕事の心当たりがあるのよ。受けて頂くと嬉しいのだけれど…」
その仕事は王宮の資料室だった。しかし話を進めるとそこに必要だったのは偏見だらけの理由で女性は却下で男性のみ必要だというのだ。それに腹を立てたジョゼットは少年のふりをして乗り込む事に!早々に気が付いたジェラール王子は面白がってこの話に加担しだした。ジョゼットの職場は
〝魔の資料室〟大の大人が帰りたいと泣く場所―――
そこの監督指揮をしているのがジェラール王子の従弟のシャブリエ公爵家の嫡男マティアス。彼は次代の宰相と言われる王国一の頭脳を持つ切れ者という事だ。しかし王子が言うには真面目で融通の利かない完璧主義者の鉄仮面。だから今回の仕事は彼についていけず逃げ出す者が多いということだった―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 23:45:25
48361文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:184pt 評価ポイント:138pt
駅の階段から足を滑らせて死亡した高橋由利(享年25)は、親友がハマっていた乙女ゲームの世界に似た、微妙に異なる世界へと転生してしまった。
そこは平凡な日本人顔が絶世の美人と言われる、美醜逆転の世界で、ゲームに出てくる攻略対象者達は面影を残しながらも、地味な日本人顔になっていた。
そんな世界で、絶世の美女と呼ばれ、大富豪で王族よりも権力があるといわれている公爵家の跡取り娘として転生した主人公だったが、まさかの悪役令嬢だった?!
しかし、悪役令嬢のフラグを折るが如く運命の相手
(婚約者)が現れる。それはヒロインに罵詈雑言吐きまくる名も無きブサモブ(超絶美形)。
確かこのモブ君、ヒロインを虐めたとかでゲームの前半に学校を退学させたられたよね?
学校を卒業しないと貴族とは認められないこの世界で、果たして攻略対象者、ヒロインから婚約者を守れるのか!?
良識のある口の悪いモブ(超絶美形)な婚約者と、絶世の美女(地味な日本人顔)主人公との、ざまぁありの美醜逆転ラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 05:00:00
40039文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:5452pt 評価ポイント:2834pt
「リリアーヌ来てごらん。あそこにいらっしゃるどちらかが、お前の許婚になるお方だよ」
「いいつけ?」
「ははっ、違うよ。いいなづけ、だよ」
「いいなづけ…さん?」
そうだ、と優しい父親が笑いながら言った。
その父親がめぐらす視線の先にはリリアーヌが持っている人形よりも綺麗な少年が見えた。そしてその隣には長剣を下げたちょっと恐そうな男の人がいた。
リリアーヌの許婚とはオラール王国の後継者候補の王子達だった。現女王の次男ユベールとは6歳違い、女王の弟ギスランとは11歳違い。年
齢的にはユベールが有力だと思われていたが…神殿が決めたのはギスランの方だった!しかもリリアーヌは成人前の子供だ。とりあえず婚儀は挙げたのだが―――「盟約の花嫁Ⅱ~太陽の刻印~落陽の王子」外伝
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 21:46:50
19553文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:192pt 評価ポイント:156pt
検索結果:911 件